前日から調べて、張り切って向かったお店が定休日でウケた。
そんなことある!?と爆笑しながら近くの違うカフェでランチをした。
真横に蔦屋書店があるので当たり前のように入って散策。
私は本屋が好きだけど、蔦屋書店は本屋のカテゴリではない別の”好き”がある。
いろんな本が所狭しと並んでいて、ぎゅうぎゅうになっている感じ。
ブックオフとはまるで違うオシャレな”ぎゅうぎゅう”がある。
いろんな人の創った、いろんな内容が詰まっていると思うと、一生かけてすべて読み倒したくなる。それと同時に、一生かけたとしても、この半分も読めないんだろうなということに「虚」を感じる。
人の脳内で作り上げられた物語、ノウハウ、世界に一つの写真。
最近、本は無限であり有限であると思う。
出版社の説明会で、「最近では、紙にこだわらずに発信している」という旨の企業方針を耳にした。
私が著者だったら紙にこだわりたい。
自分が生きた、考えた証がモノとして残るなんて、これほどまでに素敵なことはない。
しかし今では、ネット書籍やWEB漫画など、端末一つで気軽にみられるようになっている。ありがたくもあり、迷惑でもある。
私はいつか本を出したいと考えているが、その時にはもう誰も手に取ってくれないかもしれない。
私は全ての女の子に向けて、一種のお守りのような本を書きたい。
この本と出会えたから私は生きていける、そう思ってほしい。
みんなに伝えたいことがある!という目的で本を出版するのはもう古いのかもしれない。絶対、SNSで書き込んだほうが早いから。
それでも、細くて薄い、お守りを書きたい。
通学・通勤カバンに毎日入れていても邪魔にならないような。